「awa酒」をご存知でしょうか?

久しぶりのblogです。


皆さん、「awa酒」というジャンルはご存知でしょうか?

そのまんま?スパークリング全般?泡状のお酒?

答えは、【特別なスパークリング日本酒】です。



「awa酒」とは何か?

「特別」というところが大事で、単純にスパークリング日本酒というジャンルは検索しても沢山あるようです。この「特別な」スパークリング日本酒は一般社団法人awa酒協会に加入し、一定の条件をクリアしなくてはなりません。

https://awasake.or.jp/

※「awa酒」は一般社団法人awa酒協会の登録商標です。


一定の条件で興味深いのは、スパークリング日本酒の特徴でもある「炭酸」は二次発酵による天然の炭酸ガスであり、決して注入されたガスではないということです。

更に、この後記載しますが、透明であることが定義として記載されています。

ここが大事ですよ!



滝澤酒造(埼玉県深谷市)を訪問しまし

知人のご紹介で弊社メンバーにて埼玉県深谷市に構える「滝澤酒造株式会社」に伺いました。滝澤酒造はこのawa酒協会の会員様でもございます。


滝澤酒造は1863年(文久3年)に今の小川町で創業いたしました。その年はアメリカではリンカーン大統領の下、南北戦争が、イギリスではロンドンに世界初の地下鉄が、日本では高杉晋作が奇兵隊を編成など日本も欧米も動乱の時代ですね。

1900年(明治33年)に中山道深谷宿の街道沿いに蔵を移し現在は6代目の滝澤英之氏が社長であり、杜氏もこなす伝統ある酒蔵です。

https://kikuizumi.jp/


そのレトロで味わい深い佇まいの蔵は、歴史ある深谷レンガの煙突がシンボリックとなっています。かつては、石炭を燃料として火を起こしていたので煙突が必要だったそうですが、23メートルもある煙突は付近ではひと際目立つ存在です。


真心こもった手作り日本酒の世界

滝澤社長の案内にて、早速蔵を見学です。

深谷に移って120年、変わらぬ梁、扉、壁など本当に素晴らしく、そして感動に値する蔵で、ほとんどの作業が人間の手で行われています。





美味い酒の決め手は麹造り

以前、他の酒造でも伺いましたが、やはり、麹造りこそが決め手のようです。

滝澤酒造では、かつては南部杜氏が東北から来られていて、冬場常駐するのですが、麹造りの過程は温度、湿度の調整が大変で24時間体制で見守らねばなりません。

室と呼ばれる麹造りの作業場所は、室内が30度程度、麹は40度以上にもなります。かつては杜氏たちが上半身裸で力を込めて作業していたようです。

ちなみに下の写真にあるのは室の様子と杜氏さんたちが常駐していたお部屋だそうです。NHKの連続小説ドラマのセットのような昭和の素敵な風情あるお部屋です。

室には、手作りの麹を作る平らな箱や、天井には手作りの木製換気設備があります。








滝澤酒造のここが凄い!

滝澤酒造の日本酒は主に埼玉県産の「酒武蔵」「五百万石」「彩のかがやき」という米が使われています。特徴としてはお米がやわらかく山田錦(兵庫)や美山錦(長野)と違い、米を磨きにくいということらしいです。

ここで生産されている例の「awa酒」は通常の日本酒の生産過程と違い、一手間も二手間もかかっています。

二次発酵による炭酸ガスの発生が大事なのですが、冷蔵庫で熟成するには毎日ビンを微調整し一つ一つ回転させなくてはならないそうです。

最終的にはビンをさかさまにしてできた沈殿物(おり)を取り除き、炭酸が抜けないよう素早くコルク栓をします。

このおりを取ることこそ、にごりのない透明で美しい「awa酒」誕生の細かい手仕事なんだと思います。


インスタ映えする美しい風景

渋沢栄一が作った深谷煉瓦製造株式会社の作る煉瓦は良質で色も味わいあるブリック色です。それゆえ、東京駅や赤坂離宮にも深谷レンガが使われていることは有名です。

そんなレンガが特徴の建物や裏小道は本当に風情ある場所です。


深谷と言うと、「深谷ねぎ」「ふっかちゃん」というキーワードが出てまいりますが、是非とも「滝澤酒造」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?




滝澤酒造の「awa酒」

もちろん、大吟醸から一般酒まで広く取り扱いがございます。

極上awa酒でご紹介したいのは2銘柄です!

●菊泉ひとすじ シャンパン製法で作られた瓶内二次発酵のスパークリング清酒です。

       にごりない淡いゴールド色で、甘味が残りながらもスッキリタイプです。

       和食から洋食まで幅広くマッチします!

       750mℓ 4,500円



●菊泉ひとすじロゼ 世界初のロゼタイプのスパークリング日本酒です。ロゼワインの

     ような美しい色と泡。甘さと酸味の絶妙なバランス。野菜のディップやチーズ

     などと合わせてみてはいかがでしょうか?

     750mℓ 9,000円


最後に

日本酒は、世界に誇れる日本の食文化です。

まだまだ日本人ですら、その奥深さや味わい、そして酒職人たちの想いを理解できていないではないでしょうか?

私も日本酒の一ファンの端くれとして、もっともっと学習し、地元埼玉の素晴らしき蔵元を応援していきたいと思います。

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