「毎日が栄養」

新入社員のころ、言われたことがあります。

「一日は休養、一日は教養」

週休二日制だけど、二日ものんびり休むことなく、学習しなさい!ということです。


私が勤めていた会社は、百貨店でしたので基本的にはシフト勤務です。

土日休みではなく、月毎に休みは変わっていきます。

会社に入ったころは、繁忙期以外は定休日もありましたので、売り場のメンバーでも旅行に行けたりもしました。逆に言うと会社の行事が事あるごとに行われ、「一日は仕事」状態ということでした。


話は戻り、一日は休養、一日は教養とありますが、私の持論ですが、特にアイデアを求められたり、クリエイティブなスキルを求められる立場の人は常に、何をする時でも何かを自分の為に吸収し、糧にし、動力源にし、未来に生かすという心構えが大事だと提案します。


常に「仕事モード」「学習モード」は疲れます。

ましてや、上司から休みのたびに「勉強してこい」と言われたり、休むたびに「よくこんな忙しい時に休めるな」とか言われたり、休み明けの朝、「のんびり休んでいる奴の気が知れない」と嫌味を言われたら、「休み」が本当に嫌になりますよね。


私が新人のころ、いや、結構ずっとですか?(笑)そういう職場でしたね。

休むと次の日の朝、先輩は本当に怖い顔して口を聞いてくれないことなんか日常茶飯事でした。なので、段々休みの日も出勤するようになりました。(笑)


そこで、といいますか、そのころ考えた言い訳(笑)が今の自分の軸になったんだと思います。「休みましたが、遊んでいたわけでなく、マーケティング調査に出ていました」

まぁ、嘘くさい言い訳かも知れませんが、人生経験の浅い私にはそれが精いっぱいの言い訳でした。

しかしながら、スーパーに買い物に行くのも、旅行に行くのも、コンサートに行くのも、映画を見に行くのも、地元で散歩するのだって、立派なマーケティング調査です。

もちろん、今日は「マーケティング」しに行くぞ!って力んで出かける必要は全くないですし、家族で夕飯の買い物に付き合う時に「この店の顧客層はどうなんだ?生鮮食品の広告媒体費用対効果は?」などと思うことはないし、必要もないです。

でも、一風変わったディズプレイや、配列方法、目を引くPOPのことを気に留める準備はしておくと良いのではと思います。


散歩の時もそうです。

何気なく見渡すと今まで気づかなかったお店や建物、草木や動物は見かけませんか?

標識や看板なんかも面白いです。


私はそれが、いつ、何の役に立つのかわからずとも、写真を撮ったり日記に綴ったりします。後に役に立たない情報ばかりですが、ヒントになることは沢山あります。


今、コロナで外出を控える方がほとんどです。

このゴールデンウイークも家族旅行を控え、行楽地には出かけず、近場を散歩したりの毎日です。


かつて私が言われた「一日は休養、一日は教養」はもはや旧時代の話です。

今は「毎日が栄養」の時代です。

通勤通学の往復でも、お買い物の行き来でも、常に好奇心と探求心さえあれば、心と自身のスキルに必ず「栄養」になり役立つはずだと信じております。

そう思うと、何をやっても、どこに行っても楽しい時間が過ごせると思います。


どんなもの、どんなことにも興味を持つと本当に楽しいです。

余談ですが、昨日、夕暮れ時、近所のスーパーで買い物をして帰宅する際、隣を歩いていた妻が突然、「痛い!」と声を上げました。

何やら顔面にぶつかったようで、地面には何かのかけらが落ちていました。

周りを見渡してもそのかけらにつながるような壁面や建物はなく、上空からの落下物?としか認識しようがありません。まぁ、そこで普通は「ケガしなくて良かったね」で終わりなのですが、私はそのかけらがとても面白くて、想像を掻き立てます。


例えば、落下型の広告媒体とか、当たっても絶対ケガしない石や壁材の開発とか、そもそも電柱のない街づくりとか…

些細なことも興味を持てば、心の栄養です。

「毎日が栄養」を心掛け、このゴールデンウイークも些細な楽しみを見つけ心の栄養にしてはいかがでしょうか?


※事務所近くの歩道橋からの写真と、妻の顔面に落下した物体の写真です。





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